西日本フェスのビートを振り返る

西日本を16ビートで揺らしてきましたそれはそれははやおです。




4/4(土) 広島
4/11(土) 大阪
4/18(土) 京都
5/2(土) 福岡

の4回にわたるフェス(詳しくは《毎月16日更新(できてない)》《第6ビート目》『そうだ西日本だ。西日本フェスを予習してみよう』 - 16beat Channelをみるべし)
を皆勤で出演してきたよ!!!!


(ちなみに京都編ではこんなライブレポートもあったよ)


http://kyoto-antenna.com/column/detail.html?id=262


http://kyoto-antenna.com/column/detail.html?id=264



ウサギバニーボーイがみた西日本フェスと視線はこんな感じ

http://kyoto-antenna.com/column/detail.html?id=265




以上を踏まえて、16ビートはやおがみた西日本フェスを書いていくよ!!!






■4/4広島


広島に到着して一番にウサギバニーボーイのサキチヨさんに会い、途方もない広島感を感じた。

会場入りして早速ピカピカ☆異伝子に出会う。広島はこんな怖い町だったのかと怖気づく。後のことはほとんど覚えていない。

(ピカピカ☆異伝子のやばいHPはこちら)
http://pikapika3dna.jimdo.com/





ウサギバニーボーイの広島の重鎮感と懐の深さに惚れた
広島インディーズバンド「ウサギバニーボーイ」




京都のThe Waverfallはまだこのころ仲良くなかった(その後マブダチに)

The Waverfall




広島の打ち上げは、なんともまぁ、濃い場所で行われて、終始楽しかったのだ。
そして同時に、異世界というか、あ、生きる世界が違うって感じる場所でもあったので、
いろいろあって、結局ウサギバニーボーイ高宮さんの家に泊めさせてもらった。

なんだか色々なご縁があって、
ウサギバニーボーイのみなさんの面白いことに混ぜてもらえている。
朝方はラスクをつまみながら、あーそうなのね、あーあれは違うねだとか言いながら、
大阪とか広島のバンドの話を少しした。


はやくウサギバニーボーイを泊めれる環境を整えねばならん。これは責務らしい。

汁なし担々麺を食べて、胃に辛味爆弾を抱えて帰宅。








■4/11 大阪


知らない土地を闊歩する楽しさはもちろん格別だけれども、
知ってる土地を歩く安心感もまたこの上なし。

この日Emu sickSはトリを務めるという、このサーキットイベントの冒険心を象徴したかのような日だった。
Emu sickS - Official Website


あと、大阪の霜降り猫、テトラサイクル、理科室コーヒー実験ブレンド、オオハシの大阪勢は、
それぞれの特色を出しつつ、それぞれの闘いをしていた。

http://t.co/6HBb3innFf

テトラサイクル良かったな。なんか感動した。面白い鳥肌がたった。

あと、この日来てくれていた福岡の2バンドがなんだか印象に残っている

Stephen Smithは、上述で紹介したピカピカ☆異伝子の直後だったので、
天地が引っくり返るようなほどの落差を感じてむしろ超よかった。




about a ROOMは福岡らしい力強さを感じたな。


about a ROOM official site







■4/18 京都

回数を重ねて京都編が開催される頃には、西日本フェスを通じて知り合ったバンドもふえて、
「お、先週ぶり!!」なんて言葉を交わすのが心地よかった。

一部スタジオライブが開催されていたんだけれど、
そこでみた近距離の理科室コーヒー実験ブレンドが軽い狂気をはらんでいた。
唯一無二ってなんだろう。


理科室コーヒー実験ブレンド - 理科室コーヒー実験ブレンド


京都のボス安齋さん(噂によると安齋さんが通ると、信号が必ず青に変わるほどの威圧力があるらしい)率いるふつうのしあわせはやっぱり良かった。
あぶらだこHELLAだ。


パレルのサウンドが好みだった。

パレル - YouTube



SUEZEN、変な生き物の胎動を感じるようなライブ。惹かれたのだ。


最後はきっちりThe Waverfallがしめてくれました!!!やったね!!!!!






■5/2 福岡


高校3年の1月くらいの、「もうすぐ卒業してしまう感」を感じながら福岡に向かいました。
(行きの飛行機の荷物検査で大量の缶バッチがひっかかって大笑いされた)

福岡のバンドの懐の深さを感じた。

The Phrase Templeが良かった。

ベースの大善がThe loupesが良かった!と興奮気味に語ってきた(そのころ僕はカングルワングルを見て興奮していた)


The loupes





カングルワングル




カングルワングルのライブは死ぬまでにもっと見たい。



トリの福岡3バンドをすべて見て、底力を感じて西日本フェスを終えたのだ。





《西日本フェスをすべて参加してみて》


西日本フェスをすべて終えまして、
全会場参加したバンドは3バンド(Emu sickS、理科室コーヒー実験ブレンド、The Waverfall)のみで、
なんだか西日本フェスというイベントを舐り尽した感があります。
「へっへーん!みんながちょろっとしか見たことない景色をこの3バンドは全部体感して、そして見てきたぞ!」
と思っています。

同時に、「バンド同士のつながり」を、
今回のイベントの軸の一つとして、高宮さん(ウサギ)はとらえていた(と勝手に思っている)ので、
それがうまくできたらいいなぁと薄ぼんやりと考えていたりした。
上手くできたのかはわからないけれど、自己満足で配りまくっていたアザラシ缶バッチが、
西日本フェスが終わるころにはかなり減っていたので、いろんな人と話すことはできたのかなぁと思った。


あと、ちょっと考えたりしたのが、イベントの成功って何だろう?っていうこと。
人によって「イベント成功」の指標は違うからね、目に見えるような結果が全てではないんだよね。(目に見える結果がほしいのも勿論だけどね)
人間って欲深いもので(アザラシは欲深くないけれど)、「あれもこれも」と沢山の成功を求めてしまうから(アザラシはその限りではない)、
初めから設定していた「イベント成功」の指標が、時間がたてばズレて肥大しちゃうことだってよくある。
西日本フェスは、そのあたりをきっちりわきまえた潔いイベントでもあったなぁと思った。
次回、次々回と開催されるなら、きっとこの初回が存分に活かされるんだろうなぁ、と高いところからアザラシは思った。

ということで、遅くなりましたが、主催のウサギバニーボーイの高宮さん、ならびに各地を取り仕切ってくれたみなさん、ありがとうございました。
アザラシと面白いことしていきましょう。