恐怖映像「LOGOS」

こんばんは。
新年早々体調を崩しまくり、病床に伏せるのもはやい16ビートはやおです。
おみくじは凶だし、ブログ半分くらい書いたところで全部消えたし、
2016年最高の幕開けじゃないか!!!!立ち向かってやる!


ご報告を。

Emu sickSの他に、The biensというバンドのサポートもしているのですが、
最近MVできました。LOGOSといいます。

何を隠そう、監修は僕、16ビートはやお。編集はThe biensの260さん。
恐怖映像が好きで、ついこんなの作ってください!って言ってしまいました。
もっとディープにこのMVを楽しむために、動画の解説をしていくね。
それでは、早速どうぞ。


1 いくら上がってもエレベーターの前にいる

映画「呪怨」の有名なワンシーン。
なんだかんだ怖いことがあって逃げるように家に帰ってくる仁美(伊東美咲)。
しかし、怨恨の魔の手からは逃れられなかったようである、的な場面。
呪怨の時よりThe biensのほうが、圧倒的にエレベーターの昇降技術が上がって速くなってるんだね!
呪怨の監督が「恐怖と笑いは紙一重」って言ってたような気がするけど、まさしくそれよね。


2 窓から覗き込む顔

これはかつて「USO!?ジャパン」という番組で一世を風靡したとされる映像。
(え?みんな「USO!?ジャパン」知ってるよね?
国分太一とか嵐とかが出てきて心霊スポット行ったりする超胡散臭いけど面白かった番組知ってるよね?
「学校へいこう」世代なら知ってて当然だよね?)
収録スタジオが「きゃー!ギャー!」ってわめいて阿鼻叫喚地獄に陥っていたのは記憶に新しくない。
この映像に確かな手応えを感じたのか、その後番組は心霊モノに特化していくのだが、
PTAの指摘が入ったのか、ゴシップ雑誌に「やらせ」をリークされたのか何かして路線を変更、
感動のアンビリバボーの二番煎じみたいな番組になって気づけば終わっていた。


3 扉の向こうに

僕はTV改編時期に決まって特番放映される心霊映像が大好きで(最近はクレームに対応するためか、「心霊映像」じゃなくて「恐怖映像」って言うことが多くなったね)、
その番組によくあるパターンを踏襲しているのだ。
よくあるパターンというのは、だいたい女子大生の「鍋パ」だ。
そこで「なぜか途中でカメラを回し」、「なぜか鍋ではなくダラダラしたところを撮影し」、「なぜか幽霊が映る」のだ。
きまってナレーションは「楽しげな雰囲気に、幽霊もつられてやってきたのであろうか…」なのだ。
そんなことに思いを馳せながらこの映像を見て欲しい。


4 黒尽くめの女

2ちゃんまとめとかの怖い映像スレッドになると、必ずと言っていいほど貼られている動画。
なんだか経緯がわからないまま撮影されている感じが恐怖を煽る。
しかも、不気味。なぜお前は揺れている。
でも撮影してみると、意外と簡単に撮れたり。
恐怖映像を作っている側は、なかなか楽しい。そんなことを教えてくれた動画。
ネットには夢と恐怖が並立して存在している。


5 アパートで

4:32〜

恐怖映像黎明期によく見た動画。
「引っ越してきたアパートの撮影って、そんなことするぅ?」って思いながら見るのが定番。
しっかり作られた2段オチ。シンプルイズベスト。
「自分の家の隙間とかに顔あったら、嫌だなぁ!」って身近な恐怖を感じやすいつくりになっている。
いつの時代もパイオニアがいるのだ。




6 ベンチの下に

幽霊役が汚れる




7 呪怨有名なあのシーン



幽霊からの唯一の逃げ道「布団」ですら安全地帯にならなくなった革命的映像。
呪怨の名シーンをThe biensで再現しましたよ。
撮影は結構和気あいあいとして、何度もこの呪怨のシーンを繰り返しみたりして、
恐怖とは縁遠い撮影となっておりました。
伊東美咲って演技しっかりしてるなぁとかいいつつ、呪怨に敬意を払って見てました。
あとテレビのリポーターの顔ぐにゃはトラウマ





はい!こんな感じで元ネタを辿ってみましたがいかがでしょうか!
どの恐怖映像もドラマが有り、ときにはうるっとくるものさえあるのだ!
そんな恐怖映像に思いを馳せながら、LOGOSのPVを見てくれたら嬉しいです。